2001s Jean Paul Gaultier

2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
2001s Jean Paul Gaultier
ID : MJA00003562
Designer : Recent maison vintage
Price : 57,240円  On Stock


size 44
肩幅:42cm
身幅:47cm
袖丈:62cm
着丈:51cm
material cotton
color Multi color
condition A 全体として綺麗な印象です。

Gaultier氏は、Pierre Cardinの元でノウハウやデザインを追求後、1976年にレディースコレクションの封を切る。1984年よりメンズコレクションに着手。常に前衛的でエキセントリックな表現を行ってきた同氏ですが、「アート」に収まることがない洋服としての可能性を究明した極致点のように憶いますし、その基底に敷かれたフレンチ・シックの構造性とクラシカルな骨組み、強靭なそれらのキャンバスに対し、相対するように自由に注ぐカラートーン、テキスタイルとの均衡というのは、ある見地から視ますと同氏の一貫したアプローチであるように精察を続けます。このバランスを保ち、提案を続けるメゾンクリエイターは極めて希有であり、同氏のみが有する独立した魅力点と謂いましても誇大ではありません。

本作は2001年に御披露目となったスポーツジャケット。同氏がアンティークやミッドセンチュリー含めそれ以前の衣服を資料としてアウトプットとしていた推測も引き続きですが、本作においても50年代前後に同国フランスにて着用されていたショートスタイルのスポーツシステムを基底に製作に至った個体と精察致します。しかしながらアップデートやフィールドバックというワードも腑に落ちない程、明瞭たる資料として表出させない術というのは本当に見事で、最前線にてエントリーを続けるデザイナー/表現者としての刮目すべき成功と謂って宜しいかもしれません。そのクラシカルな骨組みは、木綿のみで組成され、スポーツシステムを素材から支える極めてデューティーな仕上がり。そして上述の通り、同氏が愛した此の「ショートスタイル」は、過去シーズンにおいてもエントリーが確認できる詳細で御座いまして、しかしながらモッズ、とは少し横にある実際的なムードは、テキスタイルに隠れた4ポケットの実践的なシステムや、背面に設置されたウェストバンド(フレンチワークにおいても極稀に用いられる)、アジャスター等のディテイルに起因するように思いますし、時代背景を如実に表現したような繊細なナニカではなく、プラクティカルな構成基底をご査収頂けるかと存じます。ダブルジップはそれぞれ異なる採択ですが、同社特注で製作したソリッドなトップジップのボリューム/モダン性に対するLampo社製セカンドジップとの実践力が伺える選定は、オリジナルのチューニングであろうと推測を致します。釦も全て特注製。これらの部品の主張は、ラグジュアリーの直接性と同義で、高い品格を齎す素晴らしい詳細で御座います。

カラートーンはカーマインレッドより深く、ボルドーより明るいメインカラーを基本に、暖色系の構成。通常、採択しないであろうネイヴィブルー、シアンブルー等の色合わせも見事。バスキア、ウォーホール等のグラフィティ・アートを彷彿とさせるテキスタイルも、原版として独立的に製作。そして此の本作発表から約3年後に、HERMES pret-porterをコントロールする比類なき振り幅もお含み置き頂き、フィッティング・プロポーションが最もミニマムな稀少個体である事実も含め、この機会に是非御賢察を頂きたく存じます。