early00s Dries Van Noten

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ID : MKN00001850
Designer : Recent maison vintage
Price : 51,840円  On Stock


size M
肩幅:51cm
身幅:56cm
袖丈:67cm
着丈:74cm
material wool
color Wine Red
condition A ハンドニット独特の風合いは生じておりますが、お認め頂ける範疇です。

90年代デビューコレクションから2000年初頭にかけて表現されるドリス氏のニットプロダクトは、同氏の歴史の中でも驚異的な品質/クオリティを誇っていると慎重に省察進めます。それはおおかた、高品質な羊毛や御素材の提案ではなく、当時の生産背景やニッター/職人、純粋な編み上げの技術/精度の高さなど、Knitting / ニッティング に終始起因する内容と憶いまして、同氏ニット・プロダクトがマスターピースとして位置付けられた源流を辿るして行き着く、ハンド・ニットの存在を今一度御査収頂けましたら。

ニットという編み物は、ドリス氏にとって特別な領域であることは上述の通り。世界的見地からも絶大な信頼と評価を獲得している同氏のニットプロダクトは、コレクションに溶け込む構成的美しさも然ることながら、編み物本来の暖かさと柔らかさ、次世代に残り続ける持久性、その力強さと単一的圧倒性を備えたプロダクトであること、それらをじっくりと支える当時の生産環境「手編み」の要素を大切にする同氏の一貫された感性が見事に表現された素晴らしき其の時代で御座います。本作も情熱が注がれた個体でありますが、手編みの魅力を全的に表出させるため数%の割合で化繊や天然繊維を混紡していく選定術こそ多く目にして参りましたが、本作は羊毛のみの組成。オールハンドで仕上げられた実相は、時間の経過や変遷、田舎の老婦人が設計図もなく手編みで仕上げたような具現性、強烈な求心力が御座います。後ろ身頃から眺めるとネック部分と身頃との境界線はなく、同じ編みのテンション、ローゲージで繋がれたアプローチ、アームの繋ぎ、前身頃ネックと胸部の編み変え、点々と編み目が大きく露出している箇所は瑕疵ではなく、リアルクロースとしてハンドニットを提案する本来的な意図と温もりで御座います。永い歳月をかけて身体の油分や外気、湿気を吸わせていき、時にぬるま湯で洗い、身体に追随させていくように、生活と時間とハンドニットとの付き合い方や、ウエストまでしっかり暖を確保するアプローチ、ドリス氏も表現のフィルターとしてそのイギリス、アイルランド地方の伝統性や基底をフィールドバックしている推定も御座います。

胸部が開かれたヴァルースシステム、これは元々日常を過ごしやすくする詳細で、1940年代頃にも確認できております。巨大なシルバーピンもそれぞれ大きさが異なり、形状、フォルム、全体に今工業性を与えるプロポーションも見事。本作のエントリーでは御座いませんが、同年代の近しい個体、そのDiaryを綴らせて頂いておりますので宜しければ。