1956s Burberrys

1956s Burberrys
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1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
1956s Burberrys
ID : MJA00003616
Designer : Maison vintage
Price : Sold


size 肩幅:46cm
身幅:58cm
袖丈:61.5cm
着丈:105cm
material wool
color Apricot beige
condition A 全体として綺麗な印象です。

ひとりの男性が自身のために仕立てる【Bespoke=ビスポーク】は、注文主の細かな要望を具現化するアルチザンとの応酬の末、0から100を織り成す世界。個人色が強い区分のため、最も注視が必要な神経質区分であると同時に、プレタポルテでは決して存在し得ない唯一区分であり、爆発的な個体偉力が備わるフィールドであり得ますので、引き続きポジティブな精査を続けて参りました。ヴィンテージ・アンティークの領域で出逢うビスポークピースはそもそもが極少量であり、その上コンディション、カラートーン、バックグラウンド、様々な視点から決断に至る個体はさらに絞られ、精選として最も重要とさせて頂いている要素は謂わずもがな全体のプロポーションなわけですが、シティへ向けたリアルクロースの提案に対し確実性を保つ基底重心、フィッティングバランス、永い事ひとりの男性に付き添って頂ける紳士性、そして純然たる個体力を備えた御縁というのは困難に帰す実情で御座います。ゆえに御身体にしっかり添える個体との出逢いというのは極めて贅沢かつ豊かな出来事であり、そのタイミングと成り得ましたら深くご検討を頂きたく憶い、先ずは前置きとさせて頂きます。

プロダクトとしての極地的洗練性から、本国のみならず世界中の人々の信頼を獲得している【Burberrys】。質実剛健な同社の純真性、正当性、各時代にかかわらず常に高品位を保つハイ・クオリティの提供と透明性、品質保証を通してきた軸の太さ、土台の厚み、同国ゆえの伝統性と紳士性が力強く息づく製品、あるいはその姿勢というのは歴史によって裏打ちされる自明の理と憶いながら、引き続き弊店においても密なご提案を継続して参りたいハウスで御座います。

ヴィンテージ・バーバリーという区分の中で、今現在最も獲得が困難と謂われる「French(Paris)bespoke」は、解明されていない事実も多数在る中で、基本的にビスポークという姿勢をParisに提供していた実際と、ウール又はコットンギャバジンをメインファブリックとして重きを置いていた実際とを鑑み、1956年10月11日に注文された本作フレンチビスポークコートの存在事実の上、Tweed / ツイードというファブリック精選の事実には純粋な驚きと歓喜に近しい喜びが御座いました。当時で謂いましても大変高価な試みのため、クイックかつコンスタントな注文はまるで予想出来ず、限られた仏紳士の限られた状況において限られたお仕立てが成された詳細、ゆえにヴィンテージ・バーバリーという区分の中でも(資料として)積極的な保存やコレクティブなる熱視を注がれる区分で御座いますが、引き続きのご提案としましては、純粋かつ他と同等に冬期のあたたかなコートとしてご対面い頂きたく憶い、本作に限っては純真なチェスターフィールドコートとしての御縁が叶いまして、ご紹介させて頂ける事を至極光栄に憶います。

正統的ベクトルをたっぷり注がれた御姿は、上述の通り純真なチェスターフィールドコートとして迎えられるわけですが、通常設置されない前立て裏のシガレットポケット(大きさから推定)が追加オーダーのようにポジションする特異点、三つ釦、比翼、シングルベント、潤沢なツイードの精選、同社においては極めてマニアックレンジと謂えるショートスタイルである事、さらに全体的にフィッティング・バランスがコンパクトに抑えられていながらレングスを13cm程出せる余裕を保った御仕立てである事、以上から御身体が完全に仕上がる30代より以前、20代の内に注文された背景を推測する其れは、ファッション・モードとは遠いところに或るパーソナル性と洗練性と仏青年性/想像性の凝縮容姿のように憶います。ここまで制御されたフィッティング・プロポーションも本当に稀有かつ見事の一言に尽き、品質以上に申し上げたい個体詳細で御座います。長くなりましたが、近しい注文履歴が無い限りは、唯一個体となり得る【極品】である事お含み置き頂き、厳然なる 衣 と 主の関係性、確実に永い御付き合いとなり得る冬期のコートとしてご検討頂けましたら。Diaryへのエントリーもございますので宜しければ。 此方も合わせてご覧下さい。