early80s West Winds

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ID : MJA00003617
Designer : Other
Price : Sold


size M
身幅:59cm
袖丈:54cm(脇下計測)
着丈:87cm
material Ventile cotton
color Carmine red × Lamp Black
condition A 所々擦れなど御座いますが、全体として綺麗な印象です。

英国はスコットランド地方で主にハンティング・ウェアの製造やパーソナルオーダー、あるいはイギリス軍ロイヤルピースのOEMを請け負っていた(諸説有)【West Winds社】は、マーケットに殆ど姿を顕さず、同国においてもファントムウェアとして周知されております。事業拡大せず、小規模で最上級の品質を提供していた同社の姿勢と高品質な製品クオリティは、上述の通り英国軍や警察部隊など民間の枠を越えて採用されておりました。素晴らしいお素材、動き、活動を前提としたパターンメイク、縫製、いずれも一切隙がなく、プロダクトとして完璧の域に到達している絶大な信頼提供もあり、資料として保存される機会も極めて多く、本来の極少数生産システムも相俟って稀少性に拍車をかけているわけです。

当時、同社表現の中で最も多く採用されていた生地であり、世界で最も高価なコットンとして知られている【Ventile / ヴェンタイル】。元々、軍向けに開発された超過密の木綿総称であり、コットン全体の僅か2%しか抽出/凝縮できないものですから、生地自体が商標を有し、撥水性や防風性など世界随一の能力と希少性を持ち合わせ、現在では英国でも提供できるメーカーも限られる故「固有資産」としての内容も過言ではない、素晴らしいお素材で御座います。同社のヴェンタイルへの扱いや縫製、テクニカルなアプローチは本当に素晴らしく、誕生国である同国内でも随一であると強く認識致しております。本作は、ヴェンタイルの中でも最高ランクの生地を提供していた「Thomas Maison社」のヴェンタイルコットンを採用。ヴェンタイルコットンの上澄みのような提供ポジションと実際的な極上質、当時でもさらに高価であった其れは、バブアー社でも90年代初頭の個体(model : エンデュランス)に採用されながらあまりに高価なため直に生産精査が行われ、採用されなくなったハウスでもあり、それほど高品位を有したThomas Maison社の素晴らしきヴェンタイル。本作は、同社の稀少素材のみで仕上げられたスポーツジャケットで御座います。裏地にもたっぷりと使用されており、上述の通りあまりに高価だったためバブアー社の上記モデルにおいては裏地は別コットンを採用したりと商業的アプローチも当然、本作がいかに贅沢な内容かお分かり頂けるかと存じます。

おそらく山岳警備隊のために提供された個体であろうと推測する本品の実相は、レッド・ヴェンタイルを中心とした構成とブラック・ヴェンタイルとのカラートーン、米国某社の名品を想起される方も多いと憶います。フリーダムスリーブスにワイヤー入りのフード、実践力のある4ポケットは全てスナップ&ジップによる開閉、前立ても二重構造を完備、2カ所のドローコードによるフィッティング調整、システマティックかつ製品としての奥行きに感動せずにはいられず。ヴェンタイルコットンを巧みに調理する術は、大方カッティングにみられますが、裏返して頂ければ縫製の細やかさやシームを決して出現させない細密さを御査収頂けるものと憶います。ヴェンタイル本来の暖かさと力強さ、活動力、修繕可能な懐とヘヴィデューティーかつ厳然な長期的関係を築いて頂けるWest Winds社の逸品を、是非この機会にご検討下さい。