early1900s France

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ID : MJA00003644
Designer : Antique
Price : 71,280円  On Stock


size 肩幅:44cm
身幅:53cm
袖丈:62cm
着丈:76cm
material wool
color Lamp Black
condition A 一部生地の焼け、アンティーク特有の瑕疵等御座いますが、年代を鑑みましても良いコンディションと判断できます。

およそ1930年代以前の生産システムは、今現在の量産体制とは程遠く、合理性や整合性の観点からも劣る、手作業の多さが際立つバックグラウンドを有します。Bespoke / ビスポーク においても鉛筆で設計図を起す運びのようにパターンの精密やパネル数の多さ、生地裁断の手数、上述のように合理的量産体制を得ていない時代のゆっくりとした御仕立ては、現代でこそ資料としてポジションされる機会も然り、個人注文主の意向、嗜好、好悪、アルチザンの裁量、判断、決断が混ざり合い、時として素晴らしい特有性を有する Antique bespoke の世界で御座います。

当時の織り機でしか生産できないウール地は、ヴィンテージ/ツイードと同義、永い歳月にわたって湿気や油分を吸収し、生地の目がぎゅっと詰まり、実際的な物理的強さを確保。時間経過に比例するように強度を増して往く特異性質は、基本的に “とても強く” 、水も吸わせる、タフに付き合える、此の特異的な生地をそのままAntique woolと呼ばせて頂いております。一方で、構築的で立体的なメイキングながらパッティングが仰々しくないナチュラルな見栄えと、包み込まれる確かなショルダーフィッティングを基底に “肩に乗せて着る” が成立するアプローチ、以上をすごく美しいとして90年代、アンティーク・テーラードにペンキコーティングを施して発表したMaritin Margiela氏の提案も説得力のあるものでした。

本作は1900年初頭にフランスで仕立てられた1着。大切に付き合われていた証明となる数カ所のパッチメイク、少しずらしたチェンジポケット、全体の均衡に対して僅かに短いセンターベント、裏地フラップポケットと防御力を高めるステッチアプローチと、Antique bespokeならではの特有性ないし、個体性を確認致します。本作に限っては生地に【コシ】を感取できるほど反発力と柔軟性をもつ力強い性質が御座います。何処へ往こうと失礼に当たらず、何方様へもオフィシャルな印象を魅せることができる至極男性的な一張羅、ブラックテーラードの有用性も然り、是非ともデイリーギア、ヘヴィデューティーギアとしてご検討頂きたく存じます。Diaryへのエントリーもございますので宜しければ。 此方も合わせてご覧下さい。