40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
40s Dunn & Co.
ID : MJA00004341
Designer : Maker vintage
Price : Sold


size 肩幅:46cm
身幅:58.5cm
袖丈:64cm
着丈:112cm
material Botany wool & Cashmere
color Charcoal grey
condition A フロント両ポケットの裏地に経年による風合いの変化が御座いますが、年代を考慮しても、大変良いコンディションです。

1887年に設立した Dunn & Co. において、1940年代頃に製作された本品。いやはや、恥ずかしながら Botany wool という単語に全くもって馴染みが無かったものですから、久方ぶりに真剣にネットで調べものをしてしまいました。英字文献曰く植物を示すボタニカルから生じて 1800年代の終わり頃に生まれた言葉で、要はメリノウールを指し示すようです。

よくよく考えずとも気付いておりましたが、そもそもにおいてここまで古い時代のカシミアないし、ウールカシミアに触れる機会は滅多にありません。もしかしたら既に触れた経験があったり現在弊店の所有するアンティーク年代の品にそれらが在るのかもしれませんが、はっきりと確定させられる機会が皆無に等しいものですから、“ 経験がある ”や“ 出逢ったことがある ”と断定できない次第です。

そしてよくよく考えてみましたら、ウール&カシミアという混紡素材において、メリノウール&カシミアって出逢ったことがあったっけ と思いました。その点も断定できませんが、“ メリノ ”まで言及している info を目にした記憶はありません。一層のスペシャリティですので覚えていそうなものですが。。。

アンティーク・メリノウール&カシミアの素材感は、こういったものなのですね。感慨深いです。特有のウールの猛々しさとカシミアの繊細な光沢感の融合は相も変わらず特別な求心力ですが、本品のような超絶正統的クラシックスタイル ( しかも特出して古い時代 ) にその存在感が加わると、なぜでしょうか一周二周廻ってミニマムなモダニズムを感じます。

設計的な特徴は、こういってはなんですが肩線から一直線に繋がるアーム縫製の構築に関わるアイキャッチのみですが、その潔さと単一的な視線の集め方にナインティーズ的なミニマル・モードであったり脱構築的な気配を結果論的に感じます。余談ですがその時代の人物でやたら肩線から一直線に繋がるアーム縫製を好む人物がおりました。

パターンメイクも特にクラシック。内側にテーラードジャケットを着る人物像に向けて設計されたのは間違いないでしょう。しかしながら現代目線においてはその強さが、強調的な活動領域がこれまたモダンに解釈できるので、本当に面白いです。

素直に着るとしたら 50 サイズほどのバランスを目安にして頂けたらと思いますが、もちろんこれら最上質な品々は過分な遊び心とて余裕しゃくしゃくで受け止めてくれますので、崩した着こなしもやはり素敵。

Copyright © SURR All Rights Reserved