50s Hermes
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ID : MBA00000194
Designer : Maker vintage
Price : 330,000円  On Stock


size W30cm × H25.3cm × D16cm
持ち手:21.5cm
material Leather
color Black
condition A 経年によるエイジングが見受けられますが、年代を考慮しても、非常に良いコンディションです。

1950年代中期から後期頃に製作された本品は医者が個人的に発注を依頼したオーダーメイドピース。いわゆる名前の付いた Hermes モデルではございません。

ハンドルに直結したフックを外してジップを開けると天井部が大きく口を開ける個性的な設計は、外す際にはテンションを掛ける必要があり、ハンドルを持った際には自動的に左右に引っ張られるため開閉力が大きいにも関わらず不意に外れる可能性が極めて低い機能性に直結。内部構造は消毒液などの液体を安全に持ち運ぶためのポケットを豊富に設置した仕様で、前述のハンドルと開閉設計は活用時に鞄が平行を保ちやすくなっている等とにかく出し入れにおける有用性と持ち運びにおける安全性を徹底的に追求した構築。

往診が多い方だったのでしょう。いかんせん命に救うお仕事ですので、そこで活用する品々に求められた各種水準は尋常ならざるものであったことは容易に想像できます。ゆえに形状や仕様が個性を獲得したことは然るべき着地であり、イコール世の中で言われるドクターバッグとは異なるスタイル性であることも必然です。なお素材も軽さと強さからカーフを用いられていますが、近年は擦れが目立つという理由から同社のバッグにおいてあまり用いられていないという結果論的な個性も弊店は興味深く思います。なお、90年代の終わりから00年代初頭に就任していたクリエイティヴ・ディレクターは当時自身が設計したバッグにてこれらカーフをあえて採用していました。理由は“ 擦れや傷が目立つからいいんじゃん ”とのこと。弊店もその考えに賛成致します。

弊店にとってヴィンテージ・エルメスのメンズバッグを御提案する という行為はこれまでもこれからも特別です。それはエルメスが凄い、エルメスだから凄いというわけではなく、様々と出逢って考えてみると使い易さ, デザイン, 素材感, 耐久性などクリエイション全ての論点において際立つのがエルメスであり、なんと言ってもこのような素晴らしい逸品に時たま出逢えるのがエルメスだからです。安易な言い方になってしまいますが正直に率直に申しあげてこの年代の男性向けのエルメスバッグにはそう簡単に触れられるものではございません。コンディションの論点におきましても、デイリーな活用論点におきましても、個体性におきましても、是非この機会にと思う逸品です。

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