2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
2004SS Gucci by Tom Ford
ID : MLE00000121
Designer : Designers vintage
Price : Sold


size 48
肩幅:46cm
身幅:50cm
袖丈:66cm
着丈:70cm
material General leather
color Brown × Raw Sienna
condition A 左袖、背中に数ヵ所にシミが見受けられ、ヨーク、袖口 にペイントの滲みが御座います。革製品の為、経年による風合いの変化が御座いますがもちろん御着用に・御愛用に支障ございません。

デザイナーの世界にデザイナーとしてだけの役割に留まらずその他のグッズや店頭での世界観表現などの権限を有するクリエイティヴ・ディレクターという役職( 括り )を定着させた人物であり、結果的にその後のデザイナーは皆ファッションデザイナーではなくクリエイティヴ・ディレクターという役職( 括り )を好み, 求めるように成ったきっかけの人物。トム・フォード氏という人物をそう捉えているのは弊店だけではないはずです。

アメリカからイタリアに移り住み、老舗 Gucci のウィメンズ・デザイナーに招かれ、現地の人々からなどから ( 他国の人である等から ) 否定的に捉えられつつもすぐに結果を残してクリエイティヴ・ディレクターに就任し、それまでに歴史上類を見ないほどに苦戦していた Gucci を再びハイファッションに, モードに相応しい存在に昇華させた才人、トム・フォード氏が同社において最期に魅せた春夏の世界は、見事にセブンティーズでありウエスタンでもある、それまでに称された“ コンテンポラリー ” な表現とは良い意味で一線を画す、良い意味で変態的なクリエイティヴィティでした。

なにせレザーをシャツとして正統的に見せるという、とあるカルチャーにおいては定番的であるものの広くファッション全体においては ( やはり未だに ) 新鮮な発信で、かつ手仕事による彫りと彩色を施すという服飾史的側面やクラフトマンシップ的側面において正攻法ながら、これまた広いファッション全体においては ( やはり ) エネルギッシュで大胆でそれこそ変態的な男性像と成りまして、様々な服飾史的な要素を噛み砕いて吸収した後に天才的なモダニズムで発信する氏においては、このように要素性をそのまま発信する手法は新鮮でして、それこそ母国の空気感も大いに含んでいるのですが、それが終焉期だから行われたことなのか、そもそものバランスとして有していたのが見せ方として際立ったのか。
弊店はどちらでもあると想っております。

いずれにせよ強く斬新であり、退屈さが一粒もない熱量であり、なんといっても職人面であったり素材の精製面であったりの技術力が特級に高い逸品ですのでこれまた正真正銘名作であり怪作。アウターでもありインナーでもある本品、強過ぎますでしょうか。決してそんなことはございませんで、袖を通した際の最終的なモダニズムは驚きと共に存分に御愉しみ頂けるかと。

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