early00s Gucci by Tom Ford
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early00s Gucci by Tom Ford
ID : MJA00008377
Designer : Designers vintage
Price : Sold


size 表記54
肩幅:ラグランのためFREE
身幅:70cm
袖丈:43cm(脇下計測)/裄丈93cm
着丈:126cm
material Wool80%&Cashmere20%/Cotton88%&Resine12%
color Black/Khaki
condition A ウールカシミア面に数か所ホール修繕の手縫い箇所があります。またコットンの面にはRESINEという樹脂系の素材が混ぜられている影響か、若干の表面風合いが生じていますが、共に見た目における大きな影響及び着用に支障はありません。本体は着用回数が少ないと推測されるGOODコンディションです。

意識的なクラシック回帰、意図的なボリューム設計、そして作為的なタフとエレガンスの融合。親愛なるトム・フォード氏がまたやってくれました。大拍手。

元々は良い意味でTHE紳士のための設計で、しっかりとしたショルダーラインはもちろん様々な着こなし及びレイヤーリングが成立することを目的としていたラグランスリーヴに丸いネックライン、そしてたっぷりとした丈感にゆったりとした身幅。そのボリューミーなラウンドフォルムに独特の柔らかさ・優しさは正統的コート設計の一つであり雨具でありデイリーウェアであったバルカラーコート特有のムードでして、まず先立つクラッシックの気配もまた特有の味わいです。雛形の中でも特に王道ですので様々なファッションデザイナー(ほぼ100%に近いのでしょうか)が選択している様式でトム・フォード氏もこの通りですが、なんて言ったってオリジナリティーを発揮するクリエイションベクトルが, その味付け加減がもう絶妙過ぎて、唸って驚いて拍手を送ってしまいます。

バルカラーコートの基本的な要素性はほとんどいじっておらず、逆に袖付けの角度を縦に近づけるなどクラシック印象をより際立たせるアレンジを施しておりまして、サイズ表記54という要素性以上にそもそもにおいて過度なオーヴァーサイズフィッティングに仕上げており、古典の要素を煮詰めて煮詰めて突き詰めた結果モダンに辿り着くという見事なモードの解釈です。この手法はイタリアにおけるメンズモードの初期時代、それこそピッティウオモが始まった頃のイタリーモードデザイナーに見られる手法ですので、それをGucci在籍時に行うというのはやはり氏のイタリアンクリエイションへの敬意の証でしょうか。

さぁさぁ御覧くださいませ。素朴で男らしく土臭さすら秘めたRESINEコーティングコットンツイルとドレッシーでエレガントなウールカシミアのダブルフェイスですよ。着こなしにおけるチラリズムであったり単純に全くもって異なる印象差異であったり。ウエストを強く絞ってドレープを生み出しムーヴを強調するも良し生地をとっぷりと落として気楽に着こなすも良し。もうワクワクとドキドキが止まりません。
やはりモードのエナジーは、ファッションのエナジーは楽しい!

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